面接でよくある質問 ～質問集と回答例・即答できないときの答え方～

転職活動において面接の質問対策は採用可否に最も影響する最重要事項！

ただでさえ緊張する面接で考えてもいなかった質問をされてしまうと、あたふたしてしまうだけではなく最悪な回答をしてしまうこともあります。質問対策をしっかりとしておけば、心にも落ち着きができ自信をもって回答することができます。

面接の質問対策の重要性

採用担当官が転職者を採用する上で最も重要視するのは『職歴』や『実績』、『経験スキル』です。しかし、これらは過去の積み上げであり今すぐにどうこうできるものではありません。

では、『職歴』や『実績』、『経験スキル』のあるライバルには勝てないのかというと決してそんなことはありません。

面接の質問に対する回答によって、あなたの意欲や将来の可能性が伝われば『職歴』、『実績』、『経験スキル』がたとえなくても採用確率を飛躍的にアップさせることができます。面接官があなたを採用するか否かは、応募書類と面接でしか判断できません。よって、この面接での質疑応答は採用可否に大きく影響する非常に重要ポイントとなります。それにもかかわらず、面接の質問対策を３０分～１時間程度で済ませる人が非常に多いです。

このページで記載している質問集と回答例を読み流すだけであれば３０分もあれば十分に終えることができますが、本番を想定して何度も繰り返し声を出して練習をするようにしてください。

おすすめの面接質問対策

面接の質問対策は、当サイトJOBHUNTINGのような転職情報サイトから情報を得て対策するのが一般的です。しかし、その方法は多くの人が行っている対策方法でもあり、どうしてもライバルと差が付きにくいという側面もあります。

そこでおすすめなのが転職エージェントを利用する方法です。

転職エージェントを利用すると応募する企業別に聞かれる可能性のある質問や、正しい回答をアドバイスしてもらうことができます。また、より実践に近い模擬面接なども行ってくれます。その他に応募書類の添削などさまざまなサポートも完全無料で行ってくれるので是非、利用するようにしてください。

どういったサポートがあるのか？おすすめの転職エージェントはどこなのかと言った点を以下のページで詳しく解説しているので宜しければ参考にしてください。

面接でよく聞かれる質問集と回答例

面接でされる質問には何らかの意図が必ずあります。ただ単に回答するだけではなく、『その質問で何を見ようとしているのか？』という点を知って回答することで好印象を与える回答をすることができます。

これから面接でよく聞かれる質問集と回答例を記載していくので、そういった点も踏まえて自分なりの回答を考えるようにしてください。

自己紹介・自己PRに関する質問集と回答例

自己紹介と自己PRは、面接の質問の中でも特に重要な質問の１つです。本来であれば仕事に関する経験や実績が無く面接官も『これでは採用が厳しいな』と思われるような人でも質問の回答次第で『採用したい』と思わせることができるのがこの自己紹介と自己PRです。

長所・短所に関する質問集と回答例

長所と短所に関する質問は、あなたを採用した場合、他の人と上手く溶け込み業務に支障を与えることなく成長していける人かどうかを見極めようとするための質問です。また、自己分析がしっかりとできる人なのかという点も見られます。

短所で『特にありません』と言ったような回答をすると自己分析ができない人だと取られかねません。短所が無い人はまずいません。短所を述べて自分なりにどのように改善しようとしているのか？どのように補おうと考えているのかを伝えることで良い印象を与えることができます。

職歴・実績・経験に関する質問集と回答例

面接の数ある質問の中で重要な質問の１つになります。
しかし、履歴書や職務経歴書の応募書類にも記載しているはずなのになぜ、同じことを聞いてくるのかという点も考えなければなりません。

面接の質問の中で聞かれた場合は、応募書類に書ききれなかった内容を含めより具体的に回答するようにしてください。また、その職歴や実績、経験が入社後どのように役立てることができ、会社に貢献できるのかという点を特に意識して伝えることであなたが必要な人材だと思わせることができます。

さらに、応募書類では伝えることができない『熱意』をしっかりと伝えることも重要です。この『熱意』の伝わり方は『話し方』『話しのトーン』『声の大きさ』などで大きく影響します。必ず事前に声を出して練習をするようにしてください。

転職理由・退職理由に関する質問集と回答例

面接官は転職理由や退職理由は形式的に聞くだけであって、実はあまり参考にしていません。なぜならほとんどの応募者が本音を言わないからです。『人間関係が嫌だったから』『待遇が悪すぎたから』『仕事が嫌だったから』と言う理由で退職する人は多いですが、面接でそのままいう人はまずいませんよね。実際に言う必要もありません。

では、面接官はこの質問で何を見ようとしているのか？『面接でよくある質問 ～退職理由・転職理由編～ 聞かれる目的と回答例』のページで詳しく解説しているので宜しければ参考にしてください。

志望動機に関する質問集と回答例

志望動機と言うのはよく『企業に対する愛の告白』だと言われます。もし、あなたが誰かに告白された場合、何で自分を好きになってくれたのか気になりますよね？

『性格？』、『顔？』、『体形？』、『運動神経？』、『お金？』

あなたならどの告白理由が嬉しくて、どの理由を言われると嫌ですか？おそらくほとんどの人が『お金』と言う理由を言われると嫌だと思います。

企業側にとっても同じで、同じような業種の会社は他にもたくさんあるのになぜ、自社を選んでくれたのか気になります。そして、志望動機の回答にも言われてうれしい回答と嫌な回答があります。その点をよく考えて相手がうれしくなる回答を考えると好印象を与えることができます。

事前に回答を考えておかないと答え難い＆想定外質問集と回答例

面接は一般的によく聞かれる質問はある程度想定でき事前に対策も可能ですが、中には上記のようなあまり一般的ではない質問をしてくる面接官もいます。

これらの質問は多くの応募者が事前に回答を準備できておらず、パニックに陥ってしまい素の回答がでてしまいます。それは応募者の本来の考えを知るための面接官の狙いの一つかもしれませんが、このサイトを見て事前準備をされている方は、是非、しっかりと回答を考えていきライバルに差を付けてください。

キャリアプランに関する質問集と回答例

キャリアプランの質問も『意欲・やりたいことに関する質問』と同じで、入社後の自分の将来のビジョンを見据えているのか？そして、そのビジョンが会社の目指している方向と合致しているかという点を確認しようとしています。

自分の将来のビジョンと会社の目指している方向性が異なれば将来的に辞められる可能性があるととられ懸念される材料の一つとなります。会社の目指している方向性をしっかりと確認して回答を考えるようにしましょう。

希望の年収・勤務地など条件に関する質問集と回答例

希望年収や勤務地、条件の質問はあなたと企業側の希望に大きな乖離が無いか確認するのが目的です。転職理由や退職理由の質問の回答では自分が不利になるようなことは伏せ、良い印象を与えるような回答を言うのが常例となっていますが、この希望年収や勤務地、条件は印象面を優先するのではなく希望をしっかりと伝える必要があります。

絶対に許容できない条件なのに印象面を考え、回答すると後々問題になりかねません。しかし、あくまで希望レベルで妥協できる範囲内であればあなた自身も面接官の申し出を検討する姿勢を見せるようにしましょう。

一般常識に関する質問集と回答例

あなたが一般常識のある人かどうかや、常に新しい情報にアンテナを立てているのかと言った点を確認する質問です。一般常識に関しては質問からだけではなく、面接室への入退室や挨拶、採用試験などでも確認されます。

応募書類の内容に関する質問集と回答例

応募書類に記載している長所や短所、自己PR欄などから気になった点があれば、その点についてピンポイントで質問をされることがあります。経歴で転職回数が多かったり、学歴で中退などがあっても理由を聞かれることがあります。自分が提出する応募書類を何度も事前に確認して起き、この点を質問されたらどう答えるというのを準備しておくようにしましょう。

逆質問集と回答例

面接の最後で必ずと言っていいほど聞かれるのが『何か聞きたいことはありますか？』と言ったような逆質問の振りです。

逆質問でする質問には『あらかじめ考えておいた質問をする』のと『面接内で疑問に思った点を質問する』の二通りがありますが、どちらの場合であっても『無理やり考えた質問感を出さない』、『的を得た質問をする』という点を意識して回答を考えるようにしてください。

即答できない質問をされたときの返答方法

面接対策をしっかりと行っていっても想定外の質問を出されることはあり得ます。そう言ったときに『え～っと・・・』『あの～・・・』『・・・・』となってしまうのは印象的に良くありません。
そういった予期せぬ質問をされて即答できない場合に何と回答するかを考えておくことも大切です。

知識的に分からない質問をされた場合の回答例

申し訳ありません。勉強不足で質問に答えることができません。今後さらに勉強していきたいと思います。

少し考えたら回答が出そうな場合

申し訳ありません、少し考える時間を頂いてもよろしいでしょうか？

質問の意味が理解できなかった場合

申し訳ありません。勉強不足のため質問の○○という部分の意味が分かりませんでした。ご教授いただいてもよろしいでしょうか？

回答内容以上に重要なことがある！

ここまで面接でよく聞かれる質問集を記載してきましたが、質問に対する回答以上に重要な点があります。『話し方』です。せっかくいい回答を考えていっても話し方が悪いとすべてが無駄になってしまいます。あなたの話すことに真実味が無くなってしまうのです。

ボソボソっと『○○○に自信があります。』と言っても面接官は『本当かな？』ってなりますよね？

逆に本当は自信が無くても大きな声ではきはきと『○○○に自信があります！』と言えば、面接官は疑う余地もありません。また、質問に対する回答がいまいちであっても話し方が良ければそれを十分に補うことができます。

面接前に必ず実際に声に出して以下の点に注意しながら返答する練習をするようにしてください。

まとめ

このページでは多くの質問と回答例を記載してきましたが、何度も繰り返し見直すようにしてください。実際の面接では、ここで記載した文言通りに質問されるわけではなく、いろいろな言い回しで聞かれてきます。

もし、面接にどうしても自信がない方は転職エージェントの利用がおすすめです。転職エージェントは転職のプロであり、応募書類の添削や面接対策なども全て無料で行ってくれます。

以下のページで当サイトJOBHUNTINGが厳選したおすすめの転職エージェントを紹介しているので宜しければ参考にしてください。

皆さんの健闘をお祈り申し上げます。