履歴書の記載項目の中で最も重要な「志望動機」と「アピールポイント」の記載例と書き方を徹底解説!
この「志望動機」と「アピールポイント」は、採用可否にも大きく影響してくる項目です。特に最初に書類選考がある企業の場合は重要になってきます。面接に自信があり、話さえさせてくれたら自分をアピールできるという人も書類選考で落ちてしまうと面接すらしてもらえません。
■目次
志望動機とアピールポイントの書き方
志望動機とアピールポイントは思っていることをそのまま書くだけだとインパクトが弱くなってしまいます。また、企業側の思いとずれているとそれだけで不利になりかねません。採用担当者が興味を持つ書き方を解説していくので参考にして下さい。
志望動機とアピールポイントを一色単にするな!
JIS規格の標準履歴書の場合、志望動機とアピールポイントの記載欄場所は同じ枠になっているので一色単に考えてしまう人が多いです。枠が同じであっても志望動機とアピールポイントは意識的に以下のように区別して記載するようにして下さい。
[志望動機]
- なぜその会社を選んだのか?選んだ理由を記載する
[アピールポイント]
- 企業が求めていることに対して自分は経験と能力を活かしてどのように活躍できるのか?
- 仕事に対してどの程度の意欲があるのか?
使用する履歴書のおすすめテンプレートは、JIS規格の標準履歴書ではなく志望動機とアピールポイントの枠が別々で大きめに確保されているテンプレートです。
志望動機は本音と建て前を使い分ける
本音の志望動機は、「給料がいいから」、「待遇がいいから」、「通勤時間が短いから」などあるかもしれません。しかし、これらの志望動機を書いたところで悪印象を与えることはあっても良い印象を与えることはまずありません。
全くの嘘を書くのも問題ですが、応募する企業のことをよく調べ自分が活躍できる点を見い出し、それを志望動機とするのが印象的にも良くなります。
志望動機とアピールポイントを書く前にまずは調査すること!
履歴書に思い付いた>志望動機とアピールポイントをいきなり書いては駄目。企業側が欲していることでなければ、いくらアピールしても自己満足で終わってしまいます。まずは、企業側がどういった人材を求めているのかをよく調査する必要があります。
そして、その求めていること欲していることに対して自分がどのように活躍できるを説明することで心に響くアピールとなります。
調査方法は、企業側が出している求人票の内容や店舗の情報、販売している製品や商品の情報、公式サイトに書かれている内容を隅々までチェックすることで、必然と求められている人材像が見えてくるはずです。
意欲を見せること!
アピールポイントは、「アピールポイント」でも書いた通り、「企業が求めていることに対して自分は経験と能力を活かしてどのように活躍できるのか?」という点と「仕事に対してどの程度の意欲があるのか?」の2つを書くことでより強いアピールとなります。
両者はよく似ていますが、前者は自分の持っている経験と能力をどのように活かすかで、後者は根性や気持ち的な意気込みという違いがあります。
面接時のことも想定して書くこと
志望動機は履歴書に記載していても面接時に必ずと言っていいほど聞かれる事項です。面接時に聞かれた際にどのように返答するかも考えた上で記載するようにしましょう。
志望動機とアピールポイントの記載例
志望動機とアピールポイントを4つほど例を挙げて記載します。例は以下のように構成しています。
背景ピンク:志望動機
背景橙:アピールポイント(能力)
背景黄緑:アピールポイント(意欲)
志望動機とアピールポイントの記載例1
私はこれまで○○を志し○○に従事したいと考えて参りましたが、貴社の○○については○○の面で大変魅力を感じ、是非貴社で働かせていただければと思うようになりました。○○については自分の持っている○○のスキルが○○のように役立てることができ誰にも負けない自信があります。是非○○の面で貴社のお役に立ちたいと考えております。
志望動機とアピールポイントの記載例2
貴社が開発している製品については以前より、デザインに興味を持ち私生活でも使わせて頂いていましがた、自分もその開発に携わりたいと考えました。前職ではデザイン業務に携わり、人間工学に基づいたデザイン作成能力を身につけて参りましたので、使用者の手にフィットした製品を作成できる自信があります。ぜひ貴社の製品開発にお役に立ちたいと思い応募いたしました。
志望動機とアピールポイントの記載例3
これまで私は○○に関心を持ち、○○に努めて参りました。そのような中でこのたび○○を取り扱う貴社から○○職の求人募集が出されたことを知り、この機会に是非、私の○○の経験と能力を活かして貴社の○○に貢献していきたいと考え、応募した次第です。短期間で即戦力になれるよう努力していきます。是非、宜しくお願い致します。
志望動機とアピールポイントの記載例4
私は、○○の仕事の使命は○○と考えており、これまでも○○に努めて参りました。このような中で、貴社の企業理念は○○であるとお伺いし、是非貴社の一員として○○の取り組みに加わって○○に向けて力を尽くしたいと考えました。○○業務には○○の経験があり、○○もできますので、必ずや貴社の○○業務に活かして○○することができるものと考えております。努力は人一倍惜しまない人間なので、宜しくお願い致します。
志望動機とアピールポイントを万全にするには?
履歴書に記載する『志望動機』と『アピールポイント』は採用可否を大きく左右する最重要項目です。
ここで記載した内容は面接質問でも聞かれる可能性は非常に高く、自分をアピールできる絶好のチャンスである反面、失敗すると即不採用につながる可能性があります。
そこで、おすすめなのが転職エージェントを利用する方法です。
転職エージェントは転職のプロであり、あなたのスキルや経験に応じた最適な『志望動機』や『アピールポイント』の書き方をアドバイスしてくれます。また、あわせて面接対策なども完全無料で行ってくれるので是非、利用するようにしてください。
下記に当サイトJOBHUNTINGが厳選したおすすめの転職エージェントを紹介しているので宜しければ参考にしてください。