履歴書に記載するメールアドレス

履歴書に記載するメールアドレスは何を使えばいいの?そもそもメールアドレスは書かないとだめなの?

履歴書に書くメールアドレスはフリーメルアドレスだと印象が悪くなるのではと心配していませんか?

実は履歴書に書くメールアドレスはフリーメルアドレスがOKで、使用頻度の高い携帯やスマホのアドレスがNGなのです!

このページでは履歴書に書いても良いメールアドレス、書くべきでないメールアドレスとその理由などについて解説しています。

履歴書をメールで送るときに使用するメールアドレスに関しては以下のページで解説しているので参考にしてください。

履歴書に書いてよいメールアドレスとダメなメールアドレス

履歴書にメールアドレスを書く場合、書いてよいメールアドレスと書くべきでないメールアドレスがあります。それぞれどういったメールアドレスが当てはまるのかを解説していきます。

履歴書に書いてよいメールアドレス

履歴書に書いてよいメールアドレスは、基本的には以下の2種類のみです。

使用可メールアドレス

  • フリーメールアドレス(YAHOO!やGmail)
  • 契約プロバイダーから提供されているメールアドレス

使用可能な理由は次の通りです。

フリーメールアドレス(YAHOO!やGmail)

一昔前まではフリーメールアドレスは履歴書に書くべきでないと言われてきました。しかし、最近では普段から利用する人も多く、世間一般的に認知もされています。

また、ある程度大きなサイズのファイルが添付されていても受信ができるので、履歴書に書くメールアドレスとしても全く問題ありません。ただ、無料のメールアドレスだからといって複数個所有している人は、履歴書にどのメールアドレスを記載したのかわからなくならないように確実に管理をしてください。

特に注意が必要なのがメールボックスが使用可能状態であるか確認することです。YAHOO!などのフリーメールアドレスは、一定期間使用していないとロックがかかりメールが受信できなくなります。ロックは解除することができますが、その間に送られてきたメールは破棄されてしまっています。

契約プロバイダーから提供されているメールアドレス

フリーメールアドレスは使うべきでないと言われていた一昔前は、自宅の契約プロバイダーから提供されているメールアドレスを使用するのが主流でした。

現在でも履歴書に書くメールアドレスとして全く問題はありません。

履歴書に書くべきでないメールアドレス

履歴書に書くべきでないメールアドレスは以下のようなメールアドレスです。

使用不可メールアドレス

  • 携帯のメールアドレス
  • 幼稚なメールアドレス
  • 独自ドメインを利用したメールアドレス
  • 現在働いている職場のメールアドレス

それぞれなぜ駄目なのかを解説していきます。

携帯のメールアドレス

携帯のメールアドレスは利用しているキャリアによって@マークより後ろの部分がことなりますが、主要キャリアのメールアドレスは以下のようなアドレスです。

キャリアのメールアドレス

  • ◯◯◯@ezweb.ne.jp【au】
  • ◯◯◯@docomo.ne.jp【docomo】
  • ◯◯◯@i.softbank.jp【softbank】
  • ◯◯◯@softbank.ne.jp【softbank】

これら携帯のメールアドレスは普段から利用頻度が高く、常時確認もできるので履歴書に書きたくなりますが、以下の理由から書くのは避けてください。

携帯のメールアドレスが駄目な理由

  • 受信メールを迷惑メールと判断してしまう可能性がある
  • 受信メールのサイズ制限にひっかかる可能性がある
  • 添付ファイルが開けない可能性がある
受信メールを迷惑メールと判断してしまう可能性がある

キャリア各社は、迷惑メールを減らすために迷惑メール対策サービスを提供しています。この設定次第では、パソコンから送られてくるメールを受信拒否してしまう可能性があります。もし、どうしても履歴書に携帯のメールアドレスを書かなければならないときは、迷惑メール対策の設定がどうなっているのか?パソコンからのメールが受信できるのか?といった点を必ず確認するようにしてください。

主要キャリアの迷惑メール対策設定確認方法は以下のキャリア公式サイトで確認できます。

受信メールのサイズ制限にひっかかる可能性がある

携帯のメールは、どのキャリアも1通当たりの受信可能なメールサイズが2M~3Mに設定されています。

通常のメールであればこのサイズを超えることはほぼないのですが、相手の企業側が容量の大きなファイルを添付してあなたに送ろうとした場合、この制限を超えてしまう可能性があります。

サイズオーバーした場合、送信者にエラー通知が届くので気づいてくれるはずですが、ファイルを分割して再送してもらうなどの手間をかけさせてしまうことになります。

添付ファイルが開けない可能性がある

企業側から送られてきたメールに圧縮されたファイルやExcel、Word、PDFといったファイルが添付されていた場合、専用のソフトがインストールされていないと開くことができません。

ただ、この点に関しては専用のソフトをインストールしたり、パソコンにメールを転送してパソコンで確認するといった方法で回避することは可能です。

不適切なメールアドレス

相手に見られて恥ずかしくなるようなメールアドレスや、迷惑メールと勘違いされそうなメールアドレスは使用しないようにしましょう。たとえば、以下のようなメールアドレスです。

不適切なメールアドレス

  • love-arashi-love@gmail.com
  • t-hagetyabin@yahoo.co.jp
  • xmfadicafde@yahoo.co.jp

独自ドメインを利用したメールアドレス

通常メールアドレスは「@」より前の部分しか決めることができませんが、独自ドメインのメールアドレスは自分自身でドメインとレンタルサーバーを契約することで「@」より後ろの部分も任意の名称をつけることができます。例えば以下のようなメールアドレスです。

独自ドメインのメールアドレス

  • taro@yamadasan123.com
  • orix@suzuki-ichiro3.com

自分自身で取得した独自ドメインのメールアドレスは使用しない方がよい理由は、受信相手が迷惑メールと判定してしまう可能性があるからです。

少し専門的な話になりますが、受信相手が迷惑メールと判定するのは独自ドメインが問題なのではなく、独自ドメインを使ってメール設定をしているメールサーバー側に問題があります。そのメールサーバーを使用し過去迷惑メールを大量に送っているような人がいた場合、メールサーバーがブラック判定され、そのメールサーバーのIPアドレスから送られてきたメールは受信側で迷惑メール扱いされてしまうのです。

もし、独自ドメインのメールアドレスを利用する場合は、信頼のあるレンタルサーバーを選択するようにしてください。

現在働いている職場のメールアドレス

『現在働いている職場のメールを使って昼休みなど時間の空いた時に、応募する企業に履歴書を送ろう』

これは絶対にNGです。大きな企業になればメールの送信履歴はすべて管理されています。不審な宛先に送っているメールがあれば内容をチェックされることもあります。

会社のものを私物化している点で問題視されることもあれば、秘密裏に転職活動していればばれることにもなります。それだけではなく送信した応募企業側にもモラルを疑われてしまいかねません。

メールアドレスは書く必要があるのか?

履歴書にメールアドレスを書くのは必須ではありません。

そもそもJIS規格の履歴書にはメールアドレスの記入欄すらありません。ただ、連絡先として電話番号だけではなくメールアドレスも記載しておくことで、相手がこちらに連絡するさいの選択肢が増えるので記載しておくことがベターです。

履歴書にメールアドレス記入欄がない場合の書き方

JIS規格の履歴書には、メールアドレスの記入欄がありません。当サイトJOBHUNTINGで公開している数種類の履歴書もJIS規格に準拠させているので記入欄はありません。

では、メールアドレスの記入欄がない場合、メールアドレスはどこに記載すればいいのか?

『連絡先』の欄に記入します。

『連絡先』の欄は『現住所』の欄に記載している住所以外に連絡を希望する場合に記入する箇所です。おそらく大半の人が空欄で提出すると思います。それを利用してメールアドレスを記載します。下図はその記入例です。

履歴書にメールアドレスを書く方法

履歴書は必ず第三者に添削してもらってください!

履歴書は採用可否を左右する重要な書類です。それにもかかわらず短時間で作成し、そのまま応募する企業に提出する人が非常に多いです。

自分自身はしっかりと作成したつもりでも第三者が見ると突っ込みどころ満載ということはよくあります。そして、いざ面接でその点を突っ込まれてあたふたしてしまうのです。

そうならないためにも作成した履歴書は必ず第三書に添削してもらうようにしてください。

最もおすすめなのが転職エージェントを利用する方法です。転職エージェントは転職のプロであり、あなたのスキルや経験に応じた最適な書き方をアドバイスしてくれます。また、面接対策なども完全無料で行ってくれるので是非、活用するようにしてください。

以下のページで当サイトJOBHUNTINGが厳選した転職エージェントを紹介しているので宜しければ参考にしてください。