転職活動は単に仕事を探すだけではなくやることがたくさんあり、作業の進め方しだいで転職の成功と失敗を大きく左右することがあります。

このページでは転職活動の進め方を一つ一つ順を追って解説しているので、『何から始める?始め方が分からない』という人は参考にして下さい。

転職活動の進め方 全6STEP

転職活動の進め方

転職活動の進め方は状況に応じて臨機応変に変える必要がありますが、ベースとなる進め方は上図の通りです。

退職作業に関しては、仕事をしながら転職活動をするのか、仕事を辞めてからするのかによってどの段階に入れるのかが変わってきます。

では、ステップ1から順に概要を解説していきます。

STEP1 事前準備

この事前準備は既に転職を決意し、転職活動に入る最初の段階になります。もし、まだ転職を決めかねている場合は以下のページをご覧になり、『本当に転職すべきか?』をもう一度考えてみてください。

さて、本題の事前準備ですが転職活動の事前準備としてやらなければならないことは、以下の5点があります。

主な準備作業

  1. 必要なものを用意する
  2. 転職活動にかかる期間を把握する
  3. いつから転職活動を始めるか決める
  4. 転職活動中の大まかな計画を立てる
  5. 資格取得・スキルアップ

転職活動にかかる期間の把握や始めるタイミング、計画などは軽視される方が多いですが転職に失敗しないようにするためには重要な作業です。

転職活動に必要なものは『書類関連』以外にも『服装や靴、カバンの用意』、『髪型や髪の色の変更』、『貯金』などたくさんあります。

以下のページにこれら事前準備でやらなければならない作業や、準備しなければならないものを詳しく解説しているので宜しければご覧ください。

転職活動の準備とは別に退職準備も並行して進める必要があります。退職準備としてやらなければならない会社の手続きや作業などに関しては、以下のページの方に記載しています。

STEP2 情報収集

転職活動の進め方の中で『情報収集』は重要な作業の1つです。

もし、あなたのようなスキルを持った人を欲しがっている好条件の企業があったとしてもあなたの情報収集力が足りなくて、その企業を見つけることができなければ採用には至りませんよね?

情報収集力が高ければ高いほど好条件の企業への転職に成功する確率があがるのです。

情報収集能力の重要性

これだけやれば情報収集は万全という方法を以下のページに記載しているので、このページに関しては必ず目を通すようにして下さい。

STEP3 書類作成・応募

転職活動で必要になってくる書類は、主に『履歴書』『職務経歴書』の2つです。(その他にもクリエイティブ系企業に応募する方は『ポートフォリオ』なども要求される場合があります。)

採用、不採用の判断は以下の3つから判断される場合がほとんどで、履歴書と職務経歴書はそのうちの1つになります。

採用・不採用の判断材料

  1. 履歴書・職務経歴書
  2. 面接
  3. 採用試験

採用可否判断材料

3つの内どこを重視されるかは応募する企業によって異なりますが、履歴書や職務経歴書が重要な判断材料であることは間違いありません。

高い業務実績やスキルを持っている方はそれだけでアピール材料となりますが、そうでない方はいかに上手な見せ方をするかで合否結果が変わってきます。

転職活動で必要となってくる書類や、その書類の作成方法、企業への応募方法について以下のページで詳しく解説しているので宜しければご覧ください。

STEP4 面接・採用試験

採用・不採用を判断する3大要素の内2つが『面接』『採用試験』です。

採用・不採用の判断材料

  1. 履歴書・職務経歴書
  2. 面接
  3. 採用試験

採用可否判断材料

このことから面接と採用試験に向けた対策がいかに重要かわかりますよね?

面接および採用試験に向けた対策方法を以下のページで詳しく解説しているので宜しければご覧ください。

STEP5 内定・就職

内定をもらった後に最後のもうひと仕事が残っています。

内定後の作業

  1. 雇用契約を確認する
  2. 入社するか辞退するか判断する

この2点は入社してから後悔しないための最後のとりでです。

企業側から内定がでると労働条件が記載された『内定通知書』が必ず渡されます。(労働基準法第5条で定められています)

呼び方は『採用通知書』や『雇用契約書』、『労働条件通知書』など様々ですが重要なのは記載されている労働条件です。

この労働条件を必ず確認するようにしてください。

労働条件を確認

労働条件を確認したら入社するか辞退するかの最終判断です。条件が合わずに辞退する場合もあれば、複数の企業から内定通知をもらうことができいずれかを辞退する場合など理由は様々だと思います。

以下のページで『労働条件の確認ポイント』、『辞退のしかた』、『辞退する場合の理由の伝え方』などを詳しく解説しているので宜しければご覧ください。

STEP? 退職準備・退職後作業

転職活動とは別にやらなければならない大変な作業が務めている会社の退職準備や、退職後に発生する役所関連の手続きです。

社内の作業は引継ぎだけではなく退職後に必要になってくる各種書類の受け取りなど忘れると後から面倒になる作業などがあります。

役所関連の手続きもすぐに転職先が決まる人は問題ありませんが、間があく人はすべき手続きがたくさんあります。手続きのやり方次第では退職後に発生する『住民税』や『健康保険料』、『国民年金』などの額に驚愕することになります。

以下のページで退職前と退職後に発生する作業、そして驚愕しないための手続きの方法などを紹介しているので参考にして下さい。

転職活動で欠かすことのできない転職サイトと転職エージェント

求人情報は求人誌や職安で探すこともできますが、質の良い求人が多いのはやはり転職サイトに登録されている企業です。そのため少しでも良い条件の企業を効率的に見つけるために転職サイトの利用が必要不可欠となります。

転職サイトは転職活動者の約9割もの人が利用しており、一人当たり平均で2~3の転職サイトを併用しています。以下のページに実績の高いおすすめの転職サイトを3社だけに厳選して紹介しています。宜しければ参考にしてください。

さらに転職サイトと合わせて利用したいのが転職エージェントです。
転職エージェントを利用するとコンサルタントが担当についてくれ、応募書類の書き方や書いた内容の添削、面接対策など応募する企業に応じた最適なアドバイスを完全無料してくれます。

無料でサポートしてくれる理由については以下のページをごらんください。

転職エージェントも実績が高くおすすめの5社を以下のページで紹介しているので宜しければ参考にしてください。