企業へ直接応募した方が印象がいいの?
同時に複数の会社へ応募しても問題ない?
このページは転職するさいの企業への応募方法(STEP3:応募)について解説しています。
他のステップを見たい方は以下のページからご確認ください。
■目次
企業への応募方法
企業への応募方法は大きくわけて以下の7通りがあります。
企業への応募方法
- 転職エージェント経由で応募する
- 転職サイト経由で応募する
- スカウト経由で応募する
- 企業に直接郵送して応募する
- 企業の公式サイトから直接応募する
- メールで応募する
- 電話で応募する
いずれの方法でも応募する場合は、応募書類が必要になってきます。以下のページを参考に応募書類の準備・作成をあらかじめ行っておいてください。
おすすめの応募方法
基本的には企業のエントリー要項などに記載された方法で応募するのですが、複数の応募方法が利用できる場合はどの方法を利用するのがよいのか?
おすすめの応募方法は以下の順になります。
おすすめ応募方法ランキング
ただ、実は3~7位の方法は採用する企業からするとどれでも同じなのです。しかし、あえて上記の順位を付けている理由があります。その理由を以下に記載していきます。
スカウト経由で応募する
スカウトは転職サイトが運営しているサービスの1つです。
自分のスキルや経歴を登録しておくだけで、それを見た企業が直接あなたにオファーしてくる仕組みになっています。オファーがある時点で企業側は既にあなたに興味を持っていることになるので色々なメリットがあります。
スカウトを一番おすすめしている理由はそのメリットが大きいからです。
スカウトのメリット
- 企業側が欲しがっている人材なので採用確率が高い
- 企業側が欲しがっている人材なので条件や待遇が一般応募よりもよくなる可能性がある
- 希望入社日や条件、待遇などあなたの希望を柔軟に応じてくれる場合が多い
- 大手企業や有名な企業からのオファーが多い
逆にスカウトのデメリットもあります。
スカウトのデメリット
- 必ずしも自分が希望している職種とは限らない
- スキルがないとオファーされにくい
スカウトは無料で自分の情報を登録しておくだけなので、オファーがあればラッキーという気持ちで登録しておけばよいかと思います。
スカウトサービスについては、以下のページにも詳しく記載しているので参考にしてください。
転職エージェント経由で応募する
スカウトはある程度のスキルがないと企業はオファーしてくれないため、応募方法としては少し特殊な方法です。
しかし、この転職エージェント経由の応募は誰にでも利用できおすすめの方法です。
おすすめの理由は次の通りです。
転職エージェント経由の応募メリット
- エージェントと企業間には信頼関係があり、その信頼関係を利用してあなたのことを推薦してくれるため一般応募より採用確率が高くなる可能性がある
- エージェントによっては応募する企業の重要人物とパイプを持っている場合がある
- 応募する企業が人材募集している背景や欲しい自分物像などの情報を教えてもらえることがある
- 応募する企業に適した提出書類の添削や面接対策をおこなってくれる
これらのメリットは一般応募の人にはないため大きな差となります。
逆に転職エージェントを利用するデメリットはほぼありません。あえて挙げるなら次の2点くらいです。
転職エージェント経由の応募デメリット
- 担当に付くエージェントの能力によってメリットの恩恵の大きさが変わる
- エージェントはあなたのためを考え色々な提案やアドバイスをしてくれますが、それがせかされている気分になることがある
スカウトは企業側からのオファーなので自分の希望職種と異なることがありますが、転職エージェントは希望の会社・職種に応募でき、もっとも内定率が高い応募方法なので必ず利用するようにしましょう。
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企業の公式サイトから直接応募する
企業によっては公式サイトに応募フォームが用意されている場合があります。
この応募フォームから直接応募する方法と、この後に記載する『企業に直接郵送して応募する』と『転職サイト経由で応募する』とでは差はありません。
『直接応募した方が採用確率は高くなりますか?』
このような問い合わせを受けることがありますが、そういったことは一切ありません。
あえてメリットを言うのであれば次の2点になるかと思います。
公式サイトから直接応募するメリット
- 企業の専用応募フォームなので企業側が欲しがっている情報記入欄が確実に用意されている
- 企業の専用応募フォームなので確実にエントリーできる
会社によっては転職サイトなどには一切求人情報を出さずに公式サイトだけで応募しているところもあります。基本的にはそういった場合のみこの応募方法を利用し、転職サイトに求人情報が登録されている場合はエージェントと相談しエージェント経由で応募する方がメリットは大きいです。
企業に直接郵送して応募する
郵送で応募という指定がない限りは避けた方がいい応募方法です。
『直接郵送して応募する方が意欲が感じられ採用されやすくなるのでは?』
このように考える方もおられるかもしれませんが、そういった可能性は限りなくありません。郵送での応募指定がないということは専用の受け取り窓口が用意されていない可能性があるため、採用担当官の手元に確実に届く保証もありません。
転職サイト経由で応募する
転職サイトに登録すると非公開求人の検索や応募もでき仕事を探す上で転職サイトの利用は必須です。
しかし、転職サイトの応募フォームから応募するのは当サイトJOBHUNTINGではおすすめしていません。
その理由としては以下の通りです。
利用すべきでない理由
- 応募フォームは対象企業専用に設けられた専用フォームではなく共通フォームのため、企業側が知りたがっている情報の記入欄がなく漏れてしまう可能性がある
- 転職サイトに登録されている企業であれば、自分で応募するよりもその転職サイトのエージェントと相談しエージェント経由で応募する方が採用確率が高くなる(参照:転職エージェント経由の応募メリット)
転職サイトは企業検索だけに利用し、応募はエージェント経由でおこなうのがおすすめです。
メールで応募する
メールしか応募方法がない場合を除いては避けるべき手段です。理由としてはメール本文がフリーフォーマットだからです。
直接郵送で応募する場合も同じことが言えますがフリーフォーマットの場合、文章構成や誤字脱字など様々な点に気を配る必要があります。ただ、文章能力が高い人は逆にフリーフォーマットが武器になることもあるので自信のあるかたはチャレンジしても良いかもしれません。
メールの文章内容で印象が変わることはあるかもしれませんが、メールを利用したから採用担当官の印象が良くなるということはありません。
電話で応募する
電話以外の応募方法がある場合は、そちらを優先にすることをおすすめします。
理由としては、電話での応募は応対能力が求められるからです。
他の方法は応募する前に入念に事前チェックおこなってから応募することができますが、電話の場合はその場で会話に応じて適切な応対が求められます。電話の窓口に採用担当官が出られるとは限りませんが想定していない話や質問がされ、動揺して後悔するようなことを言ってしまうと最悪ですよね。
複数の会社へ同時に応募する場合の注意点
複数の会社へ同時に応募することは構いません。むしろ転職がうまくいっている人は、同時に10社~15社と複数応募している人が多いです。
もっとも理想的な応募方法
企業検索から応募までのもっとも理想的な流れは次の通りです。
おすすめ応募までの流れ
- 転職サイトのスカウトサービスに登録する
- 転職サイトのエージェントサービスに申し込む
- 転職サイトに登録し非公開求人を検索できるようにする
- スカウトからオファーがあれば応募する
- 転職サイトで希望の会社が見つかればエージェント経由で応募する
- 転職サイト以外で希望の会社が見つかった場合は、求人情報に記載された方法で応募する
転職サイト(スカウト、エージェントサービス含む)は色々ありますが、dodaなどの大手3社くらいを利用すれば希望の会社が十分見つかるはずです。
ただ、エージェントの重複には気を付けるようにしてください。
おすすめの転職サイト、スカウトサービス、転職エージェントは以下のページをご覧ください。