転職活動のなかでもっとも緊張し重要なのが面接です。
このページは採用・不採用にもっとも影響のある面接(STEP4)について解説しています。
他のステップを見たい方は以下のページからご確認ください。
■目次
面接で重要視される4つの確認ポイント
面接対策で苦労される方も多いと思いますが、実は採用担当官が重要視するポイントは次の4点しかありません。
面接重要ポイント
- スキル
- 人物像
- 志望動機
- 意欲
採用担当官はこの4つのポイントを『応募書類』『面接』『採用試験』で確認してきます。その中でも『面接』が応募者と直接対話し確認できるので一番重要視されます。
面接で聞かれる質問などもすべてこの4つのポイントを確認するのが目的ということを強く頭に入れておいてください。
面接の段階によって確認される点は違う
面接は段階に応じた応対が重要!
面接はいきなり『最終面接』という会社もあれば『一次面接』『二次面接』と段階的に複数回面接を行う会社などさまざまです。大きな会社ほど複数回に分けて実施されることが多いです。
ただ、1回であろうが複数回であろうが確認されるポイントは『面接で重要視される4つの確認ポイント』で記載した4点しかありません。
では、実際に『一次面接』『二次面接』『最終面接』と3回に分けて実施する会社はどのようにこの4つの確認ポイントを見ているのか?
上表のように面接官が誰かによって確認ポイントの重要度が変わってきます。
面接官が現場のリーダーや責任者の場合、知りたがっているのは応募者の過去の実績などのスキル面、さらに仕事に対して前向きな意欲が感じられるかと言った点です。
それを知らずに人物像ばかりアピールしても現場責任者の面接官にはインパクトを与えることができません。
実際の面接ではどの段階でどの面接官が出てくるか事前にわからない場合が多いですが、誰が出てきても対応できるように準備しておく必要があります。
事前に絶対にやっておくべき面接対策
面接対策としてやらなければらなない点は大きく分類して次の3点です。
面接対策
- 聞かれるであろう質問に対する回答
- 人物像チェックの対策
- 逆質問対策
聞かれるであろう質問に対する回答対策
質問に対する回答は必ず事前に準備し考えておかないといけません。
面接でよくある失敗は、『予想していなかった質問に動揺し、本来の自分をアピールできずに終わってしまった』というものです。
この動揺をふせぐために事前準備が必ず必要です。
とはいえ、準備をしっかりしていっても予想外の質問をされる場合があります。もし、予想外の質問がされ『回答できない場合にどのように回答するのか?』というのを考えておくことも大切です。
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人物像チェックの対策
人物像はあらゆる方向から見られる!
ここで言う人物像とは次のようなことです。
見られる人物像
- 社風に合った人間か?
- 入社後、問題を起こすような人物ではないか?
- 他の社員に良い影響を与える人物か?
- 社会人としてちつじょある行動がとれる人物か?
- 社会人として一般常識のある人物か?
これらの確認ポイントは面接での質疑応答だけではなく、『応募書類に記載した経歴』、『髪型や服装などの容姿』、『話し方』、『入退室時の挨拶・礼儀・マナー』、『入退室時の行動』など多方面から見られます。
対策すべきところは多いですが、過度の対策は不要です。人物像に関しては良い印象を与えようとすることよりも、悪い印象を与えないようにするということが大切です。
逆質問対策
なにか質問はありますか?
面接終盤に聞かれるこの魔の質問は、回答の内容次第で諸刃の剣となります。
まとをえた質問をすれば好印象を与えますが、まとを外した質問をするとマイナス印象となりかねません。
『とくにありません』と言って質問せずに終わった場合は、プラス材料になることはありませんがマイナス材料になることもありません。
逆質問しなかったら『やる気や意欲がないと思われるのでは?』と心配されるかたもいるかもしれませんが、そのようにとられることはほとんどありません。やる気や意欲はそれまでの質問に対する回答や返事のしかた、態度などで見られます。
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プロによる模擬面接
最後の仕上げ、そして最も重要なのがこのプロによる模擬面接です。
模擬面接が重要な主な理由は3つあり、その理由は以下の通りです。いずれも自分自身の面接対策では補えない点ばかりですよね?
模擬面接が重要な3つの理由
- 本番に近い緊張感をもって練習ができる
- 自分のダメな点や対策漏れに気が付ける
- 良いアドバイスがもらえる
あらかじめ質問対策をしていても当日予期せぬ質問をされる可能性はどうしてもあります。しかし、プロの模擬面接を受けることで予期せぬ質問を少しでも事前につぶしておくことができます。
また、事前に質問対策をしていても慣れない緊張感で度忘れしてしまったり、焦って答えられないということもよくあります。しかし、本番に近い緊張感で事前に練習しておけば、そういったことにも慣れて防ぐことができます。
もし、応募する会社にどうしても『採用されたい!』という場合は、必ずプロによる模擬面接を受けるようにしてください。
無料かつ簡単に受けられる模擬面接は『ハローワークの職員による模擬面接』と『転職エージェントによる模擬面接』の2つがあります。ただ、印象的にはハローワークの職員による模擬面接はお役所仕事的な印象があり、前述した3つのメリットの効果が薄いように感じます。
よって、最もおすすめなのが転職エージェントを利用する方法です。
転職エージェントは模擬面接などの面接対策以外にも転職活動に関するあらゆるサポートを完全無料でしてくれます。具体的にどういったサポートがあるのか?そして、おすすめの転職エージェントはどこなのかについて以下のページで紹介しているので宜しければ参考にしてください。