面接会場に到着するのは何分前が最適か?10分前は早いという人がいるが本当なのか?
このページでは面接会場の会社に何分前に到着したらいいのか?そして、遅刻しそうな場合や行けなくなった場合の対処方法について記載しています。これから面接を受ける方は参考にしてください。
■目次
面接会場の会社に到着する最適な時間
【結論】
10分から20分前の範囲内で到着する。
会社の広さや面接形式、面接時間の告知方法によって上記時間内で調整する。
面接会場の会社に到着する時間は、5分や10分前、ときには15分前がと言う人などさまざまです。
では、いったい何分前に到着するのが最適なのか?
当サイトJOBHUNTINGでは、10分前に到着を推奨していますが、実はこれも状況に応じて変える必要があります。ここで言う状況とは次の3点です。
- 面接時間の告知方法
- 会社の大きさ
- 面接の形式
この3点は重要なポイントなので、ひとつずつ詳しく解説していきます。
1.面接時間の告知方法
面接時間の告示方法が以下のどちらかによって、到着時間を変える必要があります。
- 『13時から面接を行うので来社してください。』
- 『面接を行うので13時に来社してください。』
前者は、13時から面接が開始なので5分前に会社に到着すると、まず間に合いません。よって、遅くとも10分から20分前には到着しておく必要があります。10分から20分の範囲は次に記載する『面接時間の告知方法』や『会社の大きさ』、『面接の形式』によって調整します。
そして後者の方は、13時に会社に来てくださいと言われているので面接自体はおそらく13時15分や13時30分頃から行われます。こう言った場合は、15分や20分前に着くと少し早過ぎます。最適な時間としては5分から10分前です。
このように面接時間の告知がどちらかによって、到着時間を決めるようにしてください。
2.会社の大きさ
到着時間は会社の敷地の大きさを考慮する必要があります。
たとえば、工場などがある大きな会社の場合、正門を入ってから面接がある建屋まで歩いて5~10分かかるところもあります。当然、5~10分前に正門に到着しても間に合いませんよね。さらに正門で入門証をもらうための受付けをしなければならないこともあります。
とは言っても面接を受けに行く会社は初めて行く会社で敷地の大きさなんて分からないという人がほとんどだと思います。そう言った場合は、Google MAPなどで会社の空撮写真を見ればある程度、事前に想定できます。
3.面接の形式
個人面接か集団面接かによっても到着時間を考慮するとなおGOODです。
集団面接の場合、他の応募者も同時間帯に来ます。この時、自分一人だけ到着するのが遅くなると間に合ったとしてもイメージ的には悪くとらえられる可能性があります。
たとえば、面接参加者が全員で5人いたとします。その内、4人が10分前に到着し自分一人だけが5分前に到着した場合、面接官がどう感じるかイメージしてみてください。本来であれば、5分前は到着時間としては間に合っているので問題ないはずです。個人面接であれば印象が悪くなることもありませんが、これが団体面接だと一人だけギリギリに到着したかのように見えてしまうのです。
よって、団体面接の場合は、気持ち数分程度早めに到着するようにしてください。
受付は何分前にすればいい?
これまで「会社に到着する時間」という書き方をしてきましたが、「会社に到着する時間」=「受付をする時間」と考えてください。会社に到着したところで受付を終えないと面接官にとっては来たかどうかわかりませんよね?
よって、受付を何分前にすればいいのかは、『面接会場の会社に到着する最適な時間』の章で解説してきた通りで10分から20分前の範囲内を目安とし、会社の広さや面接形式、面接時間の告知方法によって調整してください。
早過ぎる到着は本当に悪印象になるのか?
転職雑誌や転職サイトに記載されている面接情報には、たびたび『早く到着し過ぎるのは相手の都合を考えていないので悪印象になる』と言った注意事項を見かけます。しかし、指定された時間よりは早く到着し過ぎた場合、本当に悪印象になるのでしょうか?
悪印象になることはまずありません!
あなたが面接官の立場になって想像してみてくれたら分かると思います。30分前に面接を受ける人が来社した場合、なんて思いますか?
『えっ、もう来たの?早いな~』
ほとんどの面接官はこれだけです。ましてや『来るの早過ぎ。相手の都合を何も考えていない。減点。』なんて思う面接官はまずいません。逆にやる気を感じてくれる面接官の方が多いかもしれません。
日本の会社は良いか悪いかは別として、20分~30分前には到着し、パソコンの電源などを入れて始業時間には即業務を開始できるようにしている人ほど良い社員とみなされる傾向にあります。始業時間ギリギリに出社するほど悪い印象に思われます。
日本の社会人は潜在的にそういった考えを持っているため面接の指定時間よりも少々早く到着し過ぎたとしても全く問題はありません。むしろギリギリに到着する方が、『この人、採用しても毎日ギリギリ出勤や遅刻が多かったりするのでは?』と思われ悪印象になるリスクの方が高いと思っていただいて構いません。
ただ、早く到着し過ぎると他の業務をしているであろう面接官に迷惑になるのは間違いありません。また、時間を間違えたのではと思われてしまう可能性もあるので、20分前くらいまでが適切だと思います。また、早く到着して待合室などで待たせてもらっている間の態度などはチェックされていることもあるので、早く到着する場合はそういった点にも注意が必要です。
面接に遅刻するときの対処方法
絶対に避けなければならないのが遅刻ですが、何らかの原因で遅刻してしまう場合もあるかもしれません。そういったときは少しでも早く電話連絡するようにしてください。
連絡は『遅刻理由』と『何時ごろ到着予定』なのかを簡潔に伝えてください。
一番やりがちなのは、指定時間に間に合うか間に合わないかギリギリなので電話連絡せずイチかバチかチャレンジするということです。結果的に間に合えば問題ありませんが、遅れたときが最悪です。指定時間の5分~10分前に間に合わない可能性が出てきた場合は『送れる可能性があること』『何時ごろ到着予定』かを連絡するようにしてください。
また、遅れた場合は担当者に真摯に謝罪するようにしてください。
面接に行けなくなった場合の対処方法
何らかの理由で面接に行けなくなった場合は、それが分かった時点ですぐに連絡を入れるようにしてください。当日のキャンセルは、予定を空けておいてくれた面接官に非常に迷惑がかかるだけではなく、信用も失ってしまいます。やむを得ない理由がある場合は、早めに連絡すれば面接日程の再調整も行ってもらえます。
携帯電話の電源を切るのを忘れずに!
面接中に携帯電話の音がならないように携帯電話の電源を切り忘れないようにしてください。面接開始直前に切るのではな会社の受付をする前に切っておくと確実です。