転職サイトのスカウトサービスは一手間で大きなメリットがある!
転職サイトのスカウトサービスは登録しておくだけで、それを見た企業側からあなたに声がかかる非常に便利なサービスです。ときには考えてもいなかった大手企業から声がかかることもあります。このページでは絶対に登録しておいた方が良いスカウトサービス会社5社の紹介と、スカウトサービスを利用するメリットについて解説しています。
■目次
厳選したおすすめスカウトサービス5社
スカウトサービスを提供しているおすすめの転職サイトを5社厳選しました。
スカウト登録は多くの転職サイトに登録しておいた方が企業側の目に入る確率もそれだけ高くなるので、このページで紹介している5社はできる限り登録しておくようにしましょう。
もし、負担に感じる場合はこれから紹介する【厳選1】~【厳選3】の転職サイト3社のスカウトサービスを優先的に登録してください。大手企業やハイクラスの企業など幅広い企業のスカウトを網羅することができます。
【厳選1】doda
転職サイトのスカウトサービスは各転職サイトによって特徴が異なりますが、dodaは転職者にとってありがたい特徴が兼ねそなわっています。
例えば他の転職サイトのスカウトサービスの場合、スカウトメールが届いたので喜んで応募したら書類選考で不採用だったということがあります。オファーしておいて書類選考で不採用ってひどい話ですよね。しかし、dodaのスカウトサービスは書類選考を省略し面接確約オファーというのが存在します。
更にdodaには下表のような特徴があります。登録されている企業数も多いので、あなたの登録情報が企業の目にとまる確率も高くなります。
特徴 | |
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求人件数 | 130,886件(2018年10月確認) この内、約8万件が非公開求人 |
主なサービス |
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利用料金 | 無料 |
運営会社 | パーソナルキャリア株式会社 |
【厳選2】リクナビNEXT
リクナビNEXTも【厳選1】でおすすめしたdodaとほぼ同じ特徴を持っています。
オファーの中には面接が確約されている場合があり、希望すれば書類選考を免除し直接面接を行ってもらえます。また、リクナビNEXTのスカウトサービスを利用している企業は2万社以上あるため条件にマッチした企業からオファーがくる確率はそれだけ高くなります。
それだけ利用している企業数が多くなると、在籍中の会社も利用していて自分が転職活動をしているのがバレるか不安になる人もおられますが、登録している個人情報は非公開なのでバレる心配は一切いりません。
特徴 | |
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利用企業数 | 2万社以上 |
主なサービス |
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利用料金 | 無料 |
運営会社 | 株式会社リクルートキャリア |
【厳選3】ビズリーチ
国内だけではなく海外に拠点を置く企業や、高年収企業からのスカウトも多いのがこのビズリーチです。書類選考を取り除き面接が確約されたプラチナスカウトもあります。ビズリーチには秘匿性の高い求人に自分から応募できるようになる有料のプレミアム会員もありますが、スカウト待ちをしたいだけなら無料会員でも問題ありません。
特徴 | |
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利用企業数 | 9,100社以上 |
主なサービス |
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利用料金 | スタンダード会員無料 プレミアム会員(有料) ・タレント会員2,980円/30日 ・ハイクラス会員4,980円/30日 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
【厳選4】マイナビ転職
利用者が多く転職者の満足度も高いのがこのマイナビ転職です。スカウトのために利用している企業数も17,000社以上と多いため条件にマッチした会社からスカウトがくる可能性も高くなります。転職サイトの管理画面も扱いやすく見やすいデザインになっています。
特徴 | |
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利用企業数 | 17,000社以上 |
主なサービス |
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利用料金 | 無料 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
【厳選5】エン転職
他の転職サイトのスカウトサービスと比較して飛びぬけた特徴があるわけではありませんが、登録されている職務経歴書に多くの企業が目を通しているので他の転職サイトのスカウトサービスと合わせて登録しておくことで、企業の採用担当者の目に留まる可能性が高くなります。
特徴 | |
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主なサービス |
※スカウト案件によって異なります。 |
利用料金 | 無料 |
運営会社 | エン・ジャパン株式会社 |
スカウトサービスを利用するメリット
転職サイトのスカウトサービスを利用するメリットはたくさんあります。たとえば以下のようなメリットがあります。
スカウトのメリット
- 内定率が高い
- 給与や条件・待遇が良くなる場合が多い
- 自分が見つけきれなかった良い企業が見つかる可能性がある
- スキルが不安で応募するか迷う必要がない
- 転職期間を短縮できる
内定率が高い
各企業は、スカウトに登録されている情報を見て欲しいと思った人に対して連絡をしてきます。そのためスカウトメール(連絡)が来た時点で既に内定がもらえる可能性が高いと考えられます。ただし、スカウトサービスを提供している転職サイトによっては、送られてくるスカウトメールにもいくつかの種類があり、その種類によっては内定率がさほど高くないものもあるので注意が必要です。
給与や条件・待遇が良くなる場合が多い
スカウトされるということは、企業側があなたのスキルや経歴を見て欲しい人材だと思っていることを意味します。よって、その企業が世間一般に公開している求人条件よりもアップしてもらえることがあります。
この給与や待遇面のアップは、転職エージェントに交渉を行ってもらうことでより効果的で自分自身も不要な手間を省くことができます。スカウトサービスを提供している転職サイトではエージェントサービスも合わせて提供している所が多いので、是非、併用するようにしてください。
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自分が見つけきれなかった良い企業が見つかる可能性がある
スカウト登録しておくと企業側がその登録情報を確認し、欲しい人材だと判断すれば声をかけてくるので自分自身が見つけきれなかった良い企業から連絡がくるかもしれません。また、スカウトを利用している企業の中には公には求人募集をしていないが、スカウトに登録されている人材のみをチェックし良い人がいれば声をかけるというところも多いです。
スキルが不安で応募するか迷う必要がない
求人情報を見てこの企業は応募条件も高く、自分のスキルで応募してもいいのか迷うということはよくあります。結果、応募をあきらめてしまいチャンスを逃している人も多いです。
しかし、スカウトは企業側があなたのスキルや経歴を見て判断してくれるので、応募条件を満たしていなくてもあなたに何らかの特化したスキルや経歴があれば声をかけてもらえるチャンスが広がります。
転職期間を短縮できる
自分だけで条件に合った会社を探すよりも企業側からもあなたを見つけてもらうことで、より早く条件にマッチした会社が見つかり転職活動にかける時間を短縮することができます。
スカウトサービスのデメリット
スカウトサービスを利用することでのデメリットはほとんどありません。
スカウト登録するさいに自分自身のスキルやアピールポイントなどをまとめる必要がありますが、これはスカウト登録に限らず転職活動をする上で職務経歴書を書く際などにも必要なことです。また、一度まとめてしまえば複数のスカウトサービスに登録する場合もそのまま利用できるので負担にはなりません。
スカウトに登録すると自分が今努めている会社が登録内容を見て転職活動をしているのがバレるのではと不安になる人もおられますが、企業側には名前や生年月日など個人が特定できる情報は非公開なのでバレることはありません。
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スカウトサービスの上手な使い方
スカウトサービスは単に登録してオファーを待つだけでも構いませんが、上手に使うことでより効率的に失敗無く転職活動を行うことができます。上手な使い方としては、次の2点を抑えておくことです。
3種類のスカウトメールを区別すること!
スカウト登録するとあなたのスキルや経歴に興味を持った企業からスカウトメールが届くのですが、利用する転職サイトのスカウトサービスによっては企業以外からも届く場合があり、期待できる内定確率も変わってきます。具体的には以下の3種類のスカウトメールがあります。
◎採用担当者から直接送られてくるスカウトメール
【内定確率】高
企業の採用担当者から直接送られてくるスカウトメールは、採用担当者が登録されているあなたのスキルや経歴を見て欲しい人材だと判断して送ってくるので内定がもらえる確率は高く、給与や待遇の条件面でも交渉次第で優遇される可能性があります。
◎転職サイトのエージェントから送られてくる
【内定確率】中
スカウトサービスを提供している転職サイトのエージェントがあなたの登録情報を確認し、マッチしている求人を探し出し送ってくるスカウトーメルです。プロの目線でこの会社であれば条件面も満たし内定がもらえるのではと判断した会社を紹介してくれるので、実際に応募して内定がもらえる確率は少し高めです。
◎マッチングシステムで自動的に送られてくる
【内定確率】小
スカウトサービスを提供している転職サイトが所有しているマッチングシステムで、あなたの登録情報と企業側の求人情報を機械的にマッチング検索し、当てはまった求人情報を自動的に送ってくるスカウトメールです。ただ、機械的にマッチングを確認するだけなので、実際のところ自分のスキルに見合っていないのでは?といった内容の案件もしばしば送られてきます。
これら3種類のスカウトメールの違いを把握せず、すべて企業の採用担当者から送られてきたものだと思い込んでいると、『企業側からオファーしてきたのに面接どころか書類選考で落とされた!なんで!』といったようなことになります。
コンサルタントの意見を確認すること!
企業の採用担当者から送られてくるスカウトメールは内定がもらえる確率は高くなりますが、応募する前に担当の転職エージェント(コンサルタント)に確認していただき意見をもらうことをおすすめします。エージェントによってはその企業に対する裏情報などを持っている場合もあります。また、給与や条件面で企業側との間に入り交渉してくれる場合もあるのでできる限り事前に相談するようにしてください。
もし、スカウトメールを受け取ってからエージェントに合うまで期間が開いてしまうという場合は、電話で相談しても構いません。会って直接相談したい場合は、スカウトメールに対する保留をどうすればいいのか、それだけでも電話で確認するようにしてください。
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スカウトサービスに関する疑問
既に解説している点もありますが、よく質問のあるスカウトサービスに関する疑問について2点記載しておきます。
今努めている会社にバレない?
スカウトサービスを利用するには、名前や経歴、スキルなど職務経歴書相当の情報を記載する必要があります。そのため、今努めている会社が同じスカウトサービスを使って良い人がいないか検索した場合、自分が検索にヒットして転職活動しているのがバレてしまうのではないかと心配される人が多いです。
会社にバレることはありません。
スキル情報は企業側から閲覧できるようになっていますが、名前や生年月日、住所など個人が特定できる情報は非公開になっています。さらに指定した企業はスキル情報も閲覧できないようにブロックする機能も用意されています。
この2点は当ページでおすすめしているスカウトサービスはすべて対応しています。
自分のスキルに見合わないオファーがくるのはなぜ?
利用するスカウトサービスによっては、企業の採用担当者以外からもオファーメールが送られてくることがあります。(参照:『3種類のスカウトメールを区別すること!』)
機械的にマッチしていると判断し自動的に送られてくるオファーメールは、やや精度が低く自分のスキルに合っていない求人情報を送ってくる場合もあります。オファーされたのに応募したら不採用になったという人は、この自動送信オファーの場合が多いです。ただ、応募条件のスキルに見合っていないが他の優れた点があり採用担当者がオファーしてくる場合もあるのでしっかりと見分けるようにしてください。
まとめ
スカウトサービスに登録された情報は、求人を出していない企業も優秀な人材がいないか常にチェックをしており、欲しい人材がいればオファーをしてきます。よって、単に求人情報を検索しているだけでは見つからない条件の良い会社からオファーがくる可能性もあります。スカウトサービスは多くのメリットがあるにもかかわらずデメリットはないので必ず利用するようにしてください。
また、多くのスカウトサービスに登録しておく方が企業の目に留まりやすいので、できる限りこのページで紹介しているスカウトサービスは登録するようにしましょう。登録する内容はどのスカウトサービスもほぼ同じなので複数登録する場合でもさほど負担にはなりません。